Zoomで画面共有する方法|会議中に資料や画面を見せる手順まとめ
Zoom会議で画面を共有しようとして「あれ、どうやるんだっけ?」と焦った経験はありませんか?資料が表示されない、音が共有されない、変な画面が映ってしまった、などのトラブルがつきものです。
画面共有はプレゼン・研修・セミナー・商談・製品デモ・操作説明など、オンライン会議には欠かせない機能ですが、操作を間違えると進行が止まる、見せたくない情報が映り込む…といったこともあります。本記事では、Zoomの画面共有を確実に成功させるためのコツをまとめました。
目次
Zoomの画面共有とは
Zoomの画面共有は、オンライン会議中に自分のPC画面やスマホ画面を他の参加者にリアルタイムで見せる機能です。資料提示・製品デモ・操作説明など、さまざまなシーンで活用されています。
画面共有でできること
画面共有には複数の方法があり、目的に応じて使い分けます。
- 資料表示(PowerPoint/Keynote/PDFなど)
- スライドや資料を参加者にリアルタイムで見せられる
- ページ送りしながら説明でき、プレゼンや研修に最適
- 動画+音声の同時共有
- YouTubeや教材動画を、高品質な映像・音声で共有できる
- 「サウンドを共有」の設定をオンにすれば、音ズレや聞こえない問題を防げる
- 特定アプリのみを共有
- デスクトップ全体ではなく、見せたいアプリだけを選んで共有する
- 他のウィンドウや通知が映り込まず、情報漏えいを防止できる
- スマホ画面の共有(iPhone/Android)
- モバイルアプリの操作画面をそのまま共有
- アプリの使い方説明、デモ、スマホ操作のレクチャーに便利
活用シーン例
Zoomの画面共有は、以下のような場面で効果的です。
- プレゼン、営業商談
- 資料やデモ画面を見せながら説明することで、相手に伝わりやすく説得力もアップ
- 資料やデモ画面を見せながら説明することで、相手に伝わりやすく説得力もアップ
- 社内研修、セミナー
- 教材を共有しながら進行する研修や、大人数へのオンラインセミナーに活用
- 動画教材もスムーズに見せられる
- ITサポート、操作説明
- 操作手順を実演しながら説明できるため、リモートのサポートに最適
- 参加者も同じ画面を見ながら理解を深められる
Zoomで画面共有する方法【PC版】
共有を開始する基本手順
1.Zoomミーティングに参加
a.まずはZoom会議に参加します。
b.画面下部のメニューバーが表示されているか確認してください。

2.「共有」ボタン(緑)をクリック
a.画面下部中央にある「共有」ボタンをクリックします。

3.共有する画面やアプリを選択
a.画面全体を共有:PC画面全体をそのまま共有
b.特定のアプリだけを共有:共有したいアプリケーションのウィンドウのみを選択(例:PowerPoint、ブラウザ、動画プレイヤーなど)

4.「共有」をクリックして開始
a.共有中は画面上部(または下部)にツールバーが表示されます。
b.終了する際は「共有の停止」をクリックします。

特定アプリだけを共有する方法(デスクトップ全体を見せたくない場合)
デスクトップ全体を共有すると、 他のアプリ・通知・個人情報が映り込むリスクがあります。そのため、必要なアプリだけを共有したい場合は、 画面共有ウィンドウで見せたいアプリだけを選択します。
※基本手順は前章と同じため、ここではポイントのみ紹介します。
特定アプリ共有のメリット
- 会議参加者に見せたい内容だけが表示される
- 通知やデスクトップの情報漏えいを防げる
- タブ切り替え中の不要な画面が映らない
- 会議中に資料とカンペ(ノートや台本)を別ウィンドウで開きながら進行できる
例)参加者にはPowerPointだけを共有、自分の画面ではメモや進行台本を見ながら話す
音声つきで動画を共有する方法
動画や音楽を会議で再生する場合は、映像だけでなくPC音声も参加者に届ける必要があります。
① 画面共有ウィンドウを開く
画面下部の 「共有」ボタン(緑) をクリック。
②「サウンドを共有」をオンにする(必須)
画面共有ウィンドウの右下(または左下)にある「サウンドを共有」に ✔ を入れます。
これで PCの音声(動画・音楽・効果音など)がそのまま参加者に共有 されるようになります。

③(必要に応じて)「ビデオクリップに最適化」もオンに
Zoomバージョンによっては、 「ビデオクリップに最適化」 というオプションが表示されます。
これをオンにすると:
- 動画再生がより滑らかになる
- カクつきが軽減される
- 画質が安定しやすい
などのメリットがあります。
※動画再生時のカクつきを減らすためのポイント
Zoomで動画を共有するとカクつくことがあるため、以下の対策を行うと安定しやすくなります。
- 不要なアプリを閉じて、PCの負荷を軽減する
(特にブラウザのタブや動画編集ソフトなどはCPUを消費しやすい) - ネット回線が不安定な場合は、有線LANを利用する
(Wi-Fiよりも速度の揺れが少なく、動画共有が安定) - 共有する動画の解像度を下げる(720pなど)
(高解像度のままだと、Zoom側の圧縮処理で負荷が増える)
不要なウィンドウを映さないための注意点
Zoom画面共有では、意図しない情報が映り込まないように準備が必要です。
- 不要なアプリやタブを事前に閉じる
- 会議と関係ないアプリやブラウザのタブは閉じておく
- トラブル例:Zoom共有中にプライベートなLINEトーク画面や、社内チャットの雑談チャンネルが突然映り込み、参加者に見られてしまう
- 通知をオフに設定する
- チャットアプリやメール等のポップアップ通知が出ないよう、Windows:「集中モード」Mac:「おやすみモード」を事前に設定
- トラブル例:商談中に「社内の指示」や「社内プロジェクトの進捗」が通知ポップアップで表示され、顧客に機密情報が漏れてしまう
- 特定アプリのみを共有する
- デスクトップ全体ではなく、見せたいウィンドウだけを共有することで安全性が高まる
- トラブル例:PowerPointだけを見せるつもりが、デスクトップ全体を共有してしまい、メールソフトや他の資料まで見られてしまう
- 画面共有前にプライバシーチェック
- 共有プレビューで表示範囲を確認してから開始
- トラブル例:会議が始まった直後、Zoomの共有範囲に見せる予定のなかった資料が映り込み、慌てて共有を停止することになる
- 背景や壁紙の整理
- デスクトップに個人情報が含まれる画像やメモ、業務内容が推測されるフォルダ名・データ名が映り込まないように確認する(共有前にデスクトップを一時的に片付けておくと安全)
- トラブル例:デスクトップで「給与計算」「顧客リスト」などのフォルダやファイルを開いた状態のまま共有してしまい、不要な情報が相手に映り込んでしまう
便利なショートカットキー
Zoom画面共有はショートカットキーを覚えるとスムーズに操作できます。
※Zoomのバージョンやキーボード設定によって異なる場合があります。
■共有開始/共有停止
- Windows:Alt + S
- Mac:Command(⌘)+Shift+S
どちらも同じショートカットで「開始 ↔ 停止」を切り替え可能です。
Zoomで画面共有する方法【スマホ・タブレット版】
スマホやタブレットでもZoomの画面共有は可能です。外出先でのミーティングや、アプリの操作説明を実演したいときに役立ちます。
iPhone/iPadでの画面共有手順
iOSでは「画面収録」機能を使ってZoomに画面を共有します。
- 共有開始までの手順
- Zoomミーティングに参加
- Zoom画面下部の「詳細」→「共有」→「画面共有」を選択
- 表示されるポップアップで「Zoom」を選択し、「ブロードキャストを開始」をタップ
- 3秒カウントダウン後に画面共有が開始されます
- 注意点
- バッテリー消費が激しいため、充電しながら利用する
- 通知が表示されないよう「集中モード/おやすみモード」をONにする
- → メッセージやアプリ通知が映り込むのを防げます。
- アプリ切り替え時のラグに注意
- →高速でアプリを切り替えると画面が一瞬止まることがあるため、ゆっくり操作する。
Androidでの画面共有手順
1.Zoomミーティングに参加
2.画面下部の 「共有」→「画面」(または「スクリーン」) を選択
(※端末により文言が異なる)
3.表示されるポップアップは端末ごとに異なります
- Pixel / Galaxy:「今すぐ開始」などの確認メッセージ → 「開始」 をタップ
- Xperiaなど: 画面キャプチャ許可は出ず、「他のアプリの上に重ねて表示」の許可後に共有が開始されることがあります
4.画面上部に以下のいずれかが表示され、共有スタート
・赤いバー
・共有アイコン
・録画マーク
〇初回のみ必要な設定(端末によって表示有無が異なる)
以下のポップアップが表示された場合は「許可」を選びます。
- 「Zoom が画面のキャプチャを行います」
- 「Zoom がデバイス上の画面をキャプチャします」
- マイク使用の許可(音声つき共有を行う場合)
※一部端末では、これらのポップアップが表示されない場合があります。
〇画面共有時の注意点
・バッテリー消耗対策
画面共有中はバッテリー消費が大きいため、可能なら充電しながら利用する。
・通知の映り込み防止
画面共有中は通知がそのまま相手に見えるため、事前にオフにしておく。
設定 → 通知 →通知をミュート/通知OFF/「おやすみモード」など、端末に応じた方法で通知を非表示にする。
画面共有がうまくいかないときの原因と対処法
「ボタンが押せない」「音声が聞こえない」「映像がカクカクする」といったトラブル、原因、解決策を表で整理しました。
| トラブル症状 | 主な原因 | 解決策 |
| 共有ボタンが押せない | ホストが共有を許可していない | ホストが「詳細設定」→「参加者に画面共有を許可」 |
| 音声が共有されない | サウンド共有がOFF | 共有開始画面でチェックをON |
| 映像がカクつく | ネット回線が不安定 | 有線接続、解像度を下げる |
| Macで共有不可 | OSのセキュリティ設定未許可 | システム環境設定→セキュリティ→Zoomを許可 |
Zoomでの画面共有トラブルは、「設定ミス」か「ネットワーク不安定」が主な原因です。
初めてZoomを使う場合や、Macで利用する場合は事前に設定を確認しておくと安心です。
定期的にZoomアプリを最新バージョンにアップデートすることで不具合の予防にもつながります。
画面共有時のプライバシー保護と安全対策
うっかり個人情報や社内機密が映り込まないよう、事前設定でリスクを防ぎましょう。
Zoom側のセキュリティ設定を確認する
会議の安全性を高めるには、Zoom側の設定を見直しましょう。ホストのみが画面共有できるように設定すれば、参加者が勝手に画面を共有することを防げます。参加者の共有権限は必要な場合だけ付与し、不審な参加者がいないかを確認する癖をつけてください。
パスワード付きミーティングを活用する
会議URLが外部に漏れても、パスワードが設定されていれば不正参加は防げます。社外秘資料を共有する会議では、必ずパスワードを設定しましょう。パスワードは会議の招待メッセージとは別の手段で共有すると、さらに安全です。
まとめ
Zoomの画面共有は会議やセミナーを円滑に進めるために欠かせない機能です。ただし、音声が共有されない、見せたくない情報が映るといったトラブルは、事前の準備不足が原因となることがほとんどです。基本手順を理解し、トラブル対策やセキュリティ設定を整えておくことで、安心してスムーズな会議運営が実現できます。
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監修者プロフィール
野本 彩乃(のもと あやの)
株式会社フロンティアチャンネル 代表取締役
音楽クリエイター、アナウンサー、イベントディレクターを経て、2015年に制作会社「株式会社フロンティアチャンネル」を創業。ライブ配信事業では、官公庁・公共団体・大手企業のウェビナーや配信を数多く支援。音楽・音声・映像制作から配信運用、独自のITツール開発まで、幅広いクリエイティブを手がける。「世に残るコンテンツを創る」を信念に、現場視点とクリエイティブを融合させた運営支援を行っている。