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プロが教えるウェビナーツールの選び方|主要ツールの違いと配信・録画で選ぶポイント

プロが教えるウェビナーツール完全ガイド

ウェビナーを開催する際、どのツールを使うべきかで迷う企業は少なくありません。私たちは、これまで数多くの配信現場をサポートしてきましたが、ツール選定のミスが原因で進行に支障をきたすケースも珍しくありません。

Zoomをはじめとする代表的なツールには、それぞれ特徴と限界があります。録画のしやすさ、安定性、参加者とのやりとり機能など、目的や体制に合った選定が重要です。

本記事では、プロの現場で得た知見をもとに、主要ウェビナーツールの違いと、失敗しないための選び方の基準をわかりやすく解説します。

プロが教えるウェビナーツール完全ガイド|主要ツールの違いと配信・録画で選ぶポイント

目次

ツール選びで失敗しないために|現場でよくあるミスと盲点

配信はうまくいったのに録画が残らない、チャット対応が追いつかない──そんなミスはツール選定の段階で防げます。よくある落とし穴を整理しておきましょう。

なぜツール選びで失敗するのか?

ウェビナーツールの選定に失敗する原因の多くは、「なんとなく使い慣れているから」「とりあえず無料だから」といった曖昧な判断にあります。配信に必要な要件や社内体制との相性を十分に検討しないまま導入すると、当日の運用に支障が出るケースもあります。

「とにかく配信できればいい」と考えてツールを決めると、録画の条件や参加者対応、チャット機能など、思わぬ部分でつまずくリスクがあります。

プロが見てきた“ありがちな選定ミス”とは

実際の現場では、以下のような“ありがちなミス”が繰り返されています。

1.録画機能の制限に気づかず、アーカイブを残せなかった
2.参加人数の上限を超えてしまい、視聴できない人が発生した
3.スピーカー(登壇者)がツールに不慣れで、画面共有・音声ON/OFFに戸惑った
4.視聴者側のチャットやQ&A機能がなく、リアルタイムの反応を拾えなかった
5.高画質設定に対応しておらず、画面の文字が読めないほど荒くなってしまった
6.参加者のログ取得ができず、誰が視聴したか分からなかった
7.パネリストの事前招待や共同ホスト権限の設定ができておらず、本番直前に混乱してしまった

これらは、事前に使用シーンを具体的に想定し、適切なツールを選び、必要な設定やテストを行っておけば防げるものばかりです。

「機能」だけでなく「体制」「スピーカー」「運用者」にも関わる

ツール選定では、録画やチャットといった機能面だけでなく、「誰が使うか」も重要です。
スピーカーのITリテラシーや運用体制との相性を見誤ると、優れたツールも活かしきれません。“使いやすさ × 安定性 × チームとの相性”が揃ってこそ、最適なツールといえます。

ウェビナーツールとは何か?

ウェビナー用のツールは、ただ配信できればよいというものではありません。
ミーティングツールとの違いを理解し、視聴者体験や運営オペレーションに大きな影響を与える機能面の違いを理解しておく必要があります。

配信形式に合わせて数多くの配信・会議ツールが存在しますが、特に多く使われているのが「Zoom」です。
しかし、Zoomにも「ミーティング」と「ウェビナー」の2つの形式があり、使い勝手や設計思想が大きく異なります。
ここでは、代表的な例としてZoomを取り上げ、ミーティングとウェビナーの違いを見てみましょう。

ZoomウェビナーとZoomミーティングの主な違い

ZoomミーティングとZoomウェビナーでは、そもそもの設計思想が大きく異なります。
ミーティングは「全員で話し合う場」、ウェビナーは「一方向の配信に特化した場」というイメージです。
以下に、両者の主な違いをまとめました。

項目ZoomミーティングZoomウェビナー
発言権の有無全員に発言権あり(※設定により制限可能)登壇者のみが発言可能(視聴者は基本的に受け身)
参加者の表示参加者の顔が並び、参加人数もわかる登壇者の映像のみ画面に表示され、視聴者のカメラ映像・参加人数は非表示
チャット機能チャットや発言が自由に可能※ホスト設定により制限も可ホスト宛チャットで発言可能※設定により自由チャットも可
Q&A機能なしあり(匿名・非匿名の選択可、主催者側のみ閲覧設定も可能)
画面共有の権限誰でも画面共有可能(設定次第)ホストまたは許可された登壇者のみが画面共有可能
参加者の役割全員がフラットな立場ホスト・パネリスト・視聴者に明確に役割分担される

配信/録画/チャット/画面共有などの基本機能と役割

多くのウェビナーツールは、ライブ配信・録画・チャット・画面共有などの基本機能を標準で備えています。
しかし、「どのツールを選ぶか」によって、それぞれの仕様や使い勝手には意外と大きな差があります。
たとえば──
配信の安定性:回線状況に応じた自動最適化の有無
・録画の保存形式・画質:編集や再配信のしやすさに直結
・チャットのログ取得:事後アンケートやフォローアップに活用できるか
・画面共有の解像度と遅延:資料や動画を扱う場合に重要なポイント

中でも、録画の品質や編集後の活用のしやすさは、アーカイブ配信やダイジェスト制作といった二次利用を見据えた際の、ツール選定における重要な判断基準です。
ツールによっては録画ファイルが独自形式で出力され、編集や共有がしづらい場合もあるため、選定時には注意が必要です。

ツールは“配信”だけでなく、“設計”と“安心感”を提供する

ウェビナーツールの役割は、単に映像や音声を届けることにとどまりません。
セッション全体の構成やスムーズな進行、登壇者や視聴者の操作負担を減らす工夫など、配信の設計”と“運営の安心感”を支える設計思想が求められます。
たとえば以下のような機能は、ツール選定時に見落とされがちですが、運営の安定性を左右する重要な要素です
・Q&Aやチャットの制御機能:発言の整理や荒らし防止に役立つ
・登壇者の誤操作を防ぐUI設計:意図せず画面共有やミュート解除が起きにくい構造
・トラブル時の代替手段:回線トラブル時の即時切替や再入室機能 など

こうした“配信以外の体験”にこそ、ツール間の差が現れます。

目的別に考える、ツール選定の判断軸

ウェビナーツール

ウェビナーツールは、「何を目的として開催するのか」によって選定基準が変わります。単なる情報発信と、リード獲得や商談化を狙うイベントとでは、必要な機能や配信体制も異なります。また、イベントの規模や社内の運用体制、登壇者のITリテラシーによっても、適したツールは異なります。

「とにかく配信したい」と「商談化したい」では選ぶ軸が違う

単に情報を届けるための配信と、視聴者との接点を深めて商談化を狙う配信とでは、選ぶべきツールの軸が大きく異なります。
前者は、配信の安定性や録画機能の有無さえ押さえておけば最低限の目的は果たせます。
一方で後者は、チャットやQ&A機能、アンケート回収、視聴ログの取得精度などが成果に直結する重要な要素となります。
目的が曖昧なままツールを選んでしまうと、「想定していた参加者の反応が得られない」「事後フォローにつながらない」といったミスマッチが起きかねません。
配信の“目的”を明確にしたうえでツールを選ぶことが、成果につながる第一歩です。

規模・体制・スピーカーのITスキルが選定に影響する

配信ツールを選ぶ際には、「何人に届けるのか」「誰が運営するのか」「登壇者のITリテラシーはどの程度か」といった条件を事前に整理することが不可欠です。
たとえば、参加者が数十名規模の社内セミナーと、数千人規模の外部向けウェビナーでは、求められる配信安定性や運用機能が大きく異なります。
また、自社内で運営が完結するケースと、外部登壇者がリモートで参加するケースとでも、必要な配慮や使いやすさの基準は変わります。
以下のような配信事故を防ぐ設計を備えたツールを選ぶことで、当日の進行のスムーズさが格段に変わります:
・操作を迷わせないシンプルなUI設計
・登壇者が誤って発言・共有しないための制限設定
・本番前に確認できる「練習セッション」や「待機室」機能
・配信事故を防ぐための事前チェックや進行サポート機能

ツールの「使い勝手」は、配信の安定性や視聴体験そのものにも大きく影響するため、事前確認を怠らないことが成功の鍵になります。

外注予定の場合は「配信業者が慣れているツール」が最も安全

社内に配信やウェビナー運営の専門知識がない場合、外部の制作会社や配信業者に運営を委託するケースも少なくありません。
その際は、「理想的なツールを探す」よりも、配信業者が慣れているツールを選ぶ方が、トラブルが少なく、当日の進行もスムーズです。
どんなに機能が豊富でも、配信業者が扱い慣れていないツールでは、設定ミスや運用トラブルのリスクが高まります。
結果的に、信頼できる配信業者が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが、安定した配信成功への近道になります。

主要ウェビナーツールの比較

代表的なウェビナーツールにはそれぞれ強みがあり、向いている用途や体制が異なります。機能面で大差はなくても、操作性や録画のしやすさ、トラブル発生時の対応しやすさなど、現場で差が出るポイントは少なくありません。

Zoomウェビナー|拡張性・UI・業界標準

ウェビナー用途では最も一般的な選択肢です。多くの配信現場で「まずはZoomで問題ないか」を判断軸にすることが多いです。

✓ UIが直感的で使いやすい
⇒主催者・参加者ともに操作がわかりやすく、ITリテラシーに不安がある登壇者でも対応しやすい設計です。

✓ 配信の安定性が高い
⇒大規模イベントでも途切れにくいインフラ設計。通信品質・信頼性の面でも安心感があります。

✓ 録画機能が柔軟
⇒ローカル録画/クラウド録画の両方に対応。録画ファイルの形式も扱いやすく、編集や再利用にも適しています。

✓ 参加可能人数を増やせる
⇒基本プランに加えて、ウェビナー拡張オプションを追加することで、数千人規模までスケール可能です。

✓ 運用ノウハウが豊富
⇒内外問わず利用実績が豊富なため、ノウハウやサポート情報も充実。外部委託時にもスムーズに連携できます。

Microsoft Teams Live|社内利用・権限管理向け

Microsoft 365との親和性が高く、社内イベントやクローズドな配信に適した選択肢です。主に社内共有や関係者限定の配信に使われることが多いです。

✓Microsoft製品との統合性が高い
Outlookカレンダー連携やSharePointでの資料共有など、Microsoft製品を日常的に使っている組織では導入がスムーズです。

✓アクセス制御・権限管理が強い
社内ユーザーのみに絞った配信や、役職ごとのアクセス制限などが簡単に設定可能。セキュリティ要件が高いイベントにも対応できます。

✓UIはやや業務向け・外部参加には配慮が必要
┗インターフェースはビジネス向けで、やや硬めの印象
┗外部スピーカーやゲスト参加者の招待には制限があり、事前のMicrosoftアカウント確認が必要なケースもあります
┗視聴者に社外ユーザーを含む場合は、操作面でのサポートや事前案内が重要です

✓配信品質が安定している
ライブイベント配信の基盤として、十分な信頼性があります。大規模な社内向けイベントでも安定した配信が可能です。

Webex|セキュアでグローバル配信向け

Ciscoが提供するWebexは、エンタープライズ向けの高いセキュリティ水準と、多言語対応によるグローバル配信力を強みにしたウェビナープラットフォームです。
特に、海外拠点との同時中継や通訳付き配信、情報管理ポリシーが厳格な企業のイベントなどで採用されるケースが多く見られます。

✓エンタープライズ向けの堅牢なセキュリティ
通信の暗号化、細かなアクセス制限、ログ取得機能など、セキュリティ要件の高い組織に対応。

✓グローバル配信や多言語対応が充実
海外拠点との連携、中継、同時通訳の導入など、多国籍チームやグローバルイベントに強みを発揮します。

✓チャット・Q&A・アンケートも標準搭載
インタラクティブな配信にも対応。視聴者とのエンゲージメント設計がしやすい仕様。

✓ UIはやや複雑。事前準備が成功のカギ
操作体系がやや独特なため、登壇者や運営チームが慣れていない場合は、事前のテストや操作説明が必須です。

✓ ITガバナンスを重視する企業に最適
情報管理体制が厳しい企業でも導入されており、ガバナンス要件との相性が良好です。

YouTube Live|無料で手軽、広く届けたい配信に

YouTube Liveは、無料で使える手軽さと、圧倒的な拡散力を兼ね備えたオープンプラットフォーム型の配信ツールです。
社外向けイベントや広報系のウェビナーなど、「できるだけ多くの人に届けたい」という目的に適しています。

✓完全無料でライブ配信が可能
アカウントを作成すればすぐに配信可能。初期費用ゼロでスタートできます。

✓Googleアカウントがあればアクセスも簡単
多くの人が利用しているGoogleアカウントで視聴できるため、参加のハードルが低いのが特徴です。

✓チャット・アーカイブ機能あり(インタラクションは限定的)
ライブ中のチャットや、自動アーカイブでの見逃し配信も対応。ただし、視聴者のログ取得や細かな制御はできません。

✓企業ブランディングや参加者管理には制限あり
動画上に広告が表示されたり、埋め込み時のデザイン調整に制限があるため、ブランドコントロールには不向きです。

Vimeo|ブランディング・限定公開に強い高画質配信ツール

Vimeoは、高画質なオンデマンド配信や視聴者を限定した配信に強みを持つ、有料ベースのプラットフォームです。
録画・チャプター設定・フォーム連携などを活用して、ブランド価値を高めながら動画を戦略的に運用したい企業に適しています。

✓高画質な録画・アーカイブ配信に特化
映像品質が高く、長期的なオンデマンド配信に最適。

✓参加者ごとのアクセス制限や埋め込み設定が柔軟
パスワード保護やドメイン制限、特定URLへの限定公開など、視聴者管理が細かく設定できます。

✓チャプター設定やフォーム連携など、マーケティング活用に強い
視聴中の区切り設定や申込フォームとの連携により、商談化にもつながる設計が可能です。

✓無料プランは制限が多く、実用には有料プランが前提
録画時間やアップロード容量に厳しい制限があるため、ビジネス用途では年額10万円以上のプランが現実的な選択肢となります。

プロが比較したウェビナーツール評価ガイド

数あるウェビナーツールの中から最適なものを選ぶには、配信規模や目的に合った機能の比較が欠かせません。
ここでは、プロ視点で選定時に重視すべきポイントを整理します。

1.参加可能人数の上限
ツールごとに標準で対応できる人数や、拡張オプションの有無は異なります。
→ 少人数の社内勉強会か、数千人規模の大規模ウェビナーかで選定基準が変わります。

2.録画・アーカイブの対応範囲と操作性
録画の可否や画質、保存形式、クラウド対応の有無、編集や二次利用のしやすさも重要な判断材料です。

3.双方向コミュニケーションの対応可否
Q&A、チャット、アンケート、投票など、視聴者とリアルタイムでやり取りができる機能の有無。
→ 講義・説明会・参加型イベントなど、視聴者の声を拾いたい場面で重要な要素です。

4.参加者情報の取得可否/事前登録
事前登録、参加者管理、視聴ログの取得、アンケート連携などを通じて、参加者の情報を事前・事後ともに把握・管理できるか。
→ 入室制限や本人確認、参加状況の把握、フォローアップ、営業・マーケティング活用など、幅広いシーンで重要な要素です

5.コストパフォーマンス(費用対効果)
月額・年額のコストと機能のバランスが見合っているか。無料プランの実用性や、必要機能に対する価格感なども含めて評価。
→ 例:「無料でも十分使えるか?」「10万円払ってでも活用しきれるか?」

6.同時通訳機能の有無
海外登壇者の参加や、外国語を話す視聴者向けに配信する際には必須の機能。通訳音声の切替が可能かどうか、参加者側での操作が分かりやすいかも確認ポイント
→ 使用する場合は、使用方法を事前に参加者に案内しておくことをおすすめします。

この一覧をもとに、イベントの条件やリソースと照らし合わせて、最適なツールを見つけやすくなります。

機能だけで選ぶと危ない?プロが見るチェックポイント

ウェビナーツール完全ガイド

ウェビナーツールを選ぶ際、機能一覧や料金表だけで判断してしまうケースはよくあります。しかし、現場での運用や主催者・登壇者の使い方まで考慮しないと、思わぬトラブルや制限に直面することがあります。実務で見落とされがちな重要ポイントを紹介します。

録画・アーカイブの管理性|誰がどう扱うかまで想定する

録画できるかどうかよりも、「録画ファイルを誰がどのように扱うか」が運用上のカギになります。保存形式やダウンロード可否、外部共有の方法などを確認せずに運用を始めると、アーカイブの再活用や編集時に問題が生じるケースがあります。特に複数部署で連携する場合は、録画の取り扱いルールを事前に明確化しておくとよいでしょう。

スピーカー操作性|画面共有・Q&Aの出し方で差が出る

登壇者がどのように画面を操作するかは、ツールによって差があります。たとえば、画面共有の開始・終了方法、スピーカービューの切り替え、Q&Aの表示位置などが直感的に操作できるかどうかは、登壇者のスキルに依存せずにスムーズな進行ができるかを左右します。スピーカーにITリテラシーが高くない場合は、シンプルなUIのツールを選ぶことが現実的です。

回線・安定性|スペックではなく“現場での挙動”で評価する

「クラウド基盤が安定している」「大規模配信に対応」などのスペック説明はあっても、実際の配信現場では別の要因でトラブルが起きることがあります。たとえば、配信中のCPU負荷や視聴者側の再生安定性、チャットのラグなどです。公式情報だけでなく、運営側/主催者側と近い業態・規模での使用実績やレビューも選定時の判断材料にすることをお勧めします。

プロが伝えたい、ツール選びの最後の判断ポイント

最終的にどのツールを選ぶかは、スペックの比較だけでは決まりません。実際の運用において、「誰が」「どの立場で」関わるかによって、最適解は異なります。以下、迷ったときに立ち返るべき視点を整理します。

「選べないとき」は3軸で優先度をつける

ツールの評価は、「どの視点を重視するか」によって判断軸が明確になります。整理する際は、次の3つの視点に分けて考えると迷いがなくなります。

1.スピーカー視点
操作が直感的か、話しながらでも安心して使えるか。

2.運用者視点
配信の開始・終了、録画、トラブル対応のしやすさ。

3.参加者視点
ストレスなく視聴できるか、質問やリアクションがしやすいか。

複数回開催する場合は“慣れる”ことも価値

1回限りのイベントと異なり、継続開催する場合は「慣れ」が大きな強みになります。スタッフの操作熟練度が上がれば、トラブル時の対応も早くなりますし、効率的に進行できます。
ツールの乗り換えに伴う再学習の手間もあるため、継続利用のしやすさまで踏まえて判断すると無理がありません。

結局のところ、「誰が使うか」でツールの評価は変わる

同じツールでも、現場の体制や登壇者によって使いやすさは異なります。たとえば、登壇者がITに不慣れであれば、機能が豊富でも操作が難しいツールはリスクになります。
配信の目的や組織体制、社内リソースまで踏まえて、「運営/主催者側にとって最適なツール」を見極める必要があります。

運営/主催者側に合ったツールを見つけるために

録画機能やUI、料金プラン…ツールを比較する軸は多くありますが、最終的に重要なのは「誰が使うか」「どう使いたいか」です。
登壇者や運営チームのスキル、体制、配信後の活用方針までを踏まえてツールを選ぶことで、導入後のギャップやトラブルを最小限に抑えることができます。
もし少しでも不安がある場合は、早めにウェビナー支援の実績が豊富な配信業者に相談しておくと、後のトラブルや手戻りを防ぎやすくなります。

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監修者プロフィール
鎌田 陸人(かまだ りくと)
株式会社フロンティアチャンネル 配信ディレクター
官公庁ウェビナーや大手企業のカンファレンス、国際イベントなど、多岐にわたる配信案件を担当。 配信技術の確かさと現場対応力に定評があり、安定感あるオペレーションで数多くのプロジェクトを成功に導いている。
トラブル発生時の迅速な判断力と確実なリカバリーで、数多くの配信を成功へと導いてきた。

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