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Zoomミーティングとウェビナーの違いとは?機能やプランを解説

Zoomミーティングとウェビナーの違いとは?機能やプランを解説

ZoomはWeb会議の定番ツールとして世界各国で使用されており、会議・セミナーなどの用途に合わせて「Zoomミーティング」と「Zoomウェビナー」の2つのプラットフォームを使い分けることが一般的です。

しかし、「Zoomミーティング」と「Zoomウェビナー」の違いを正しく理解できていないという方も多いのではないでしょうか?本記事では、それぞれの機能や料金プランの違いをわかりやすく解説します。

Zoomミーティングとは

ZoomミーティングとZOOMウェビナーの違い

Zoomミーティングの特徴は「双方向のビデオ通話」となり、打合せや研修会など複数人が対話しながら交流することができます。

Zoomミーティングを開催した場合、参加者は各自の権限で音声やビデオのオン・オフを自由に操作することができます。出席者に積極的な参加を促したい場合や、参加者を少人数のグループに分割(ブレイクアウトルーム)し、セッションを行う場合などに適しています。

➡ブレイクアウトルームの機能や設定に関しては、別記事「Zoomブレイクアウトルームとは?活用例や使い方を解説」で詳しく解説しています

Zoom Workplaceプラン一覧 ※2024年6月時点

ベーシックプロビジネスビジネスプラスエンタープライズ
月額費用(年間契約)無料1,675円/ユーザー2,500円/ユーザー2,865円/ユーザー要問合せ
ライセンス数11-9910-25010-250>250
ミーティング時間ミーティングあたり
最大40分
ミーティングあたり
最大30時間
ミーティングあたり
最大30時間
ミーティングあたり
最大30時間
ミーティングあたり
最大30時間
出席者100名100名300名300名500名※エンタープライズプラスは1000名
クラウドストレージ×5GB5GB10GB無制限

Zoomミーティングは無料で使用することが可能です。
しかし、無料のベーシックプランの場合は、ミーティング時間40分まで/出席者は100名まで/クラウドストレージの使用不可…など使用可能時間や機能の制限が設けられています。

その為、ライセンス数、ミーティング時間、出席者数、使用したい機能に応じて、Zoom Workplaceプランの中からいずれかのプランを契約する必要があります。

また、参加者人数を増やしたい、クラウドストレージを増やしたい、一部の機能を使用したい場合などは、追加で単独ライセンスを購入(アドオン)することも可能です。

料金について、詳しくはZoom公式サイト内の「プランと料金ページ」をご確認ください

Zoomウェビナーとは

Zoomウェビナーの特徴は「一方向からの配信」で、参加者が発言する必要がない場合に適しています。その為、講演会やシンポジウムなど、「発表者」と「視聴者」が存在するイベントで使用されることが一般的です。

また、主催者の「ホスト」「共同ホスト」、発表者の「パネリスト」、一般参加者の「出席者」といった3つのロールが明確に別れており、それぞれが下記のように異なった権限を有していることも重要なポイントです。

Zoomウェビナーの3つのロール

ホスト/共同ホストZoomウェビナーを開催(予約)するユーザー。 ウェビナー、パネリスト、出席者を管理するための完全な権限を持ちます。
パネリストビデオ、画面共有、注釈などを閲覧したり送信したりすることができます。Zoomウェビナーのホストからパネリスト権限を割り当ててもらう必要があります。 ホストは、ビデオの開始、画面共有、レコーディングなど、パネリストの一部の機能を無効にすることもできます。
出席者閲覧のみの参加ですが、ホストの意思によりミュート解除も可能。Zoomウェビナーの表示はホストによってコントロールされます。 参加者は、Q&A とチャットを通じてホストやパネリストと対話が可能。

※必要に応じてホストまたは共同ホストが、各々のロールの割り当てを変更することも可能です。

Zoomウェビナーを使用するためには、ZoomWorkplaceの有料プランを契約し、オプションとしてZoomウェビナーのライセンスを購入する必要があります。

ウェビナーライセンスは、最大定員人数500名~50,000名まで拡張できます。
参加者人数に応じて、必要なライセンスを購入しましょう。1か月単位での購入や年間契約も可能です。

また、クラウドストレージやその他の一部の機能を使用したい場合などは、追加で単独ライセンスを購入(アドオン)することも可能です。

料金について、詳しくはZoom公式サイト内の「プランと料金ページ イベントとウェビナー」をご確認ください

➡Zoomウェビナーについて詳しくは別記事「ウェビナーとは?特徴や開催手順・成功のコツをご紹介!」でご紹介しています

ZoomミーティングとZOOMウェビナーの違い(機能比較)

改めて、ZoomミーティングとZoomウェビナーの違いを表にまとめましたので、参考にしてください。

ZoomウェビナーとZoomミーティングの比較

機能ZoomミーティングZoomウェビナー
参加者のロールホストおよび共同ホストホストおよび共同ホスト
参加者パネリスト
 出席者
オーディオ共有参加者全員が自分のオーディオをミュート / ミュート解除できます。ホストとパネリストのみが自分の音声をミュート / ミュート解除できます。
ホストは、参加者のミュートと、ミュート解除のリクエストができます。出席者は視聴専用モードで参加します *
ホストは、参加時にすべての参加者をミュートするように設定できます。ホストは、出席者のミュートを解除できます。
ビデオ画面共有参加者全員ホストとパネリスト
定員無料ライセンスで最大 100 人。プランと大規模ミーティングのアドオンに応じて最大 1000 人。ライセンスに応じて、500〜50,000 名の参加者
参加者リストすべての参加者に表示ホストとパネリストに表示
ブレイクアウト ルーム×
練習セッション×
待機室×

Zoomの各機能の詳しい説明は、別記事でもご紹介しています。ぜひご確認ください。

ZoomミーティングやZoomウェビナーを利用する場合の注意

ZoomミーティングやZoomウェビナーを利用する注意点として最も留意する必要があるのは、使用できる機能が異なることです。それぞれの特徴を事前に把握し、目的に応じて最適な機能を使い分けられるようにしましょう。

また、ミーティングとウェビナーのいずれも、契約やアドオンによって参加できる人数やクラウドストレージが異なる点にも注意が必要です。

一つのアカウントで、ZoomミーティングとZoomウェビナーを切り替えて使い分けることも可能です。しかしその場合には、ライセンスの追加購入後に、ユーザー管理にてライセンスを割り当て直す必要があるのでご注意ください。

まとめ

会議や研修会など参加者と双方向でやり取りしたい場合はZoomミーティング。講演会やセミナーなど、一方向の配信がしたい場合はZoomウェビナーを活用する事が一般的です。

使用用途や目的に合わせて最適なプランを選択して契約し、適切な機能を使い分けられるようにしましょう。

➡︎ZoomウェビナーやZoomミーティングでお困り事がございましたら、フロンティアチャンネルへお問合せください

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